リネンが活躍する季節が近づいてきてる!?
2023/04/14
みなさまこんにちは。。
桜が綺麗に散ったと思ったら20度超える日々が続いてますね。
軽く羽織るものがあれば、シャツ・カットソー、中には半袖で日中過ごせる方もいるかもしれませんね。
桜が散るともう夏!?って感じの気温ですが、
これから夏にかけての時期に活躍する素材が
「コットン」と「リネン」
言わなくてもコットンはみなさま着ていらっしゃいますよね。
だから今回は「リネン」についてお話ししたいと思います。
リネンの特徴
1、麻とリネンって違うの?一緒なの?
「麻」と「リネン」の違いが正直分かりづらいですよね!?
結論から言えば「リネン」は「麻」のグループです。
「麻」とは、植物から作られる繊維の総称のことを言います。。
そして「リネン」は亜麻の繊維を原料とした織物のことを指します。
麻の仲間には、ラミー(苧麻)や、ジュート(黄麻)、ヘンプ(大麻)などがあります。
その中で衣類によく使われるのが、「リネン」と「ラミー」ですね。
ジュートはカーペットなど、ヘンプはロープなどによく使われます。
なお、日本の場合家庭用品品質表示法では、「リネン」と「ラミー」だけが「麻」と表示を許可されており、
ジュートやヘンプなどは「植物繊維」表記しなければならないため
洋服などで「麻」と表記されているものは「リネン」か「ラミー」のどちらかです。
2、「リネン」と「ラミー」の違いは?
「リネン」と「ラミー」が洋服によく使われる事はわかった。
実際「リネン」と「ラミー」は肌感覚でどう違うの?っていう質問は多いです。
「リネン」は柔らかく、マットな感じ。
「ラミー」はハリ感が強く、光沢がある感じ。
ザックリいうとこんな感じです。
どちらが良いとかではなく糸の特徴になるので覚えておいた方が役に立つかもしれません。
3、「リネン」の特徴
吸水性・・綿と比べて約4倍の吸水性があります。洋服を着ていて発生する湿気などを素早く吸収してくれて、快適な着心地を味わえる。
耐久性・・コットンと比べても2倍の耐久性がある。摩擦・水などにも強い特性
抗菌性・・細菌の発育や増殖を阻止する性質が備わっている。
保温性・・リネン繊維は中が空洞になっており空気を溜め込む性質がある。繊維自体が一定の熱量変化に対応しているので、温度を一定に保つことができる繊維です。
速乾性・・水分を自然に外に出そうとするのですぐに乾く。
防臭・・リネンは「ペクチン」という成分が汚れを弾いてくれるので繊維の中に汚れが染み込みにくく、表面に留まってくれる傾向がある。
熱伝導性・・温度を一定に保ってくれる役割と、最初はヒヤッとする冷たさでも温まりが早い。リネンは「夏」「冬」両方の季節に向いてる素材です。
これからの季節はもちろんのこと「リネン」の素材が重宝する理由が少しお分かり頂ければ、
リネン好きな自分としては幸いです(笑)
次週も「リネン」の特徴について書こうと思います。
よろしくお願いします。
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J's
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